生きてます

「小説の書き方」とか「物語の作り方」系の本を毎回気にしつつ何故か手に取らずに（買えずに）いるのですが、そんな私が唯一購入した本がこちらです。

OK、何かを根本的に間違えている。

いや、エロを書くのが下手なんです…たまにしか書かないけども。まず語彙が少ない、どうも雰囲気が淡々としている、あと書くのにすっごい疲れる。何故か体力を使う。
ので、表現の幅が広がるかなー（あと単純に読んで面白いかしらー）と思っての購入でした。
しかしどちらかというと「官能小説を読み込んでいる人が知ってる本の一文や表現を見つけて楽しむ」ものだったようで、やはりなんというか間違えました。
「それどんな状況や…いざ！　というシーンでこんな文章出てきて爆笑しちゃわないのか…元の文脈は一体どうなってんだ…」という意味で興味深くはあります。興味深くはありますが参考にはならない気がする。官能小説を二冊か三冊読んだほうがいいような気がする。
とはいえ官能小説は何も考えずに手を出すと残虐系が混ざっていたり女性がハンパなく辛い目にあったりするので要注意です。ラブ甘ふわっふわっきゅんきゅんベリーソースのしあわせパンケーキ☆　な感じのゆるくて能天気で平和なのがいいです……極限まで軽くしていただきたい……

と読む側だと思うくせに自分が書く立場になると「いかにしてこいつを地獄へ突き落とすか」みたいなことばっかり考えるようになるので人間って怖いですね。